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WEBSS『そして彼は再び鎖で・1』
とりあえず拍手を整理します。

というわけでログをこっちに乗っけますね。
ちまちまあげていきます。
今は拍手の方は…SSSSでも乗っけるかな?(予定は未定

…多少改修しますた。

ちなみに今の作業BGM:ウルトラマンメビウス






「ねえクロノ」
「なんだロッサ」
ここはちょっと洒落たバーのカウンター席の片隅。
二人はいつもの指定席で酒を酌み交わしていた。
「僕ね、最近ちょっと思うところがあるんだ」
「? なんだ」
「もしもお嫁さんが複数居たときにだね」
「…何か前提からして間違っていないか?」
親友の突飛発言はいつものことだが、今回はいつもに増して強烈だ。
クロノは思わず片手で額を押さえた。この頭痛はアルコールのせいではないはずだ。
そして反論をするまもなく、親友はさらに言葉を紡いでいく。

「その嫁さんが全員ほぼ同時に出産したら、三つ子とか五つ子として認知してもいいものなのかな?」

「!?」
酒を吹く提督。
その仕草はまるで噴水のモニュメントと見紛うばかりに盛大で。

「いきなりどうしたんだい? そんな真似するなんて君らしくも無い」
「…君があんまりなことを言い出すからだ。大体それは異母兄弟だろうが」
「全員父親似かもしれないじゃないか」
「…それが認められる世界ならそういった例に対する解法があるんじゃないのか?」
どうでもよくなったのか、返答は投げやりの極みだった。
まあクロノでなくても答えに詰まるのが一般的だろう。
「うーん、やっぱりその辺りで落ち着くんだろうね」
「まったく…」
やっと終わったのか、とクロノは一息ついてまたグラスに口をつけようとー
「でも面白かったよクロノ。君の反応ってユーノ先生とまったく同じだったからねぇ」
「あんなフェレットもどきと僕を一緒にするなぁ!! …て、ちょっと待て。他の相手にもこんな話振ってるのかお前?」
極みは二重。
二度目の噴水コースを直前で回避したクロノ、けれど呆れ返るしかない。
「いや、相手は選んでるよ」
「ふう」
胸を撫で下ろす提督、実に安堵な態度は明白。
「そんな仕草もそっくりだね」
「それはもういい…しかしなんでそんな話題を?」
「あれ、資料見てないのかい? 今度正式に管理世界に入る世界の情報を」
「!!? …オイ、まさか」
先日配布された資料を思い出したのか、その顔は半分青い。
「条件は多々あるけど一夫多妻を認知してる世界なんだよ」
「んなぁっ!!!!?」
「まあ実際にその制度の恩恵にあやかろうとする人がどれだけ居るかはわからないけどね。その世界でもケース的にはレア扱いらしいし」
「ロッサ!!」
大声を上げたクロノはそのまま親友の襟首を掴み上げる!
「ど、どうしたんだいクロノ!」
「この話はまだ公式には発表されていない」
「そうだよ。 だから親しい知り合いに酒の席で冗談交じりに言っただけだし」
「そんなことはどうでもいい!! 誰に話したんだ!!!」
「く、苦しいよクロノ…」
「あ、すまない」
ようやく自分の行動に気が付いたのか、あわてて手を離す。
「そうだね、最初にユーノ先生に話したらクロノみたいに返されて笑いあっただけなんだけど…」
「だけど?」
「次にはやてに話したらねぇ
『ほーほー、私らの世界である意味重宝された想像の世界ってホンマにあるもんなんやなぁ』
って笑ってたけど目を見たら絶対別のこと考えてたねえ、あの様子だと」
「……他には?」
「あとは君の妹君にも話したよ。そうしたら
『私諦めなくてもいいんですね!!』
ってやけに意気込んでいたような…」
「ちょ、おま!!?」


「すまないが急用が出来た。今日はここで失礼させてもらう」
懐から札を一枚取り出しロッサに押し付け店を出て行くクロノ。
「…あ、忘れてた」
ソレを受け取り親友が店のドアの向こうに消えたとき、ヴェロッサは思い出す。
「ユーノ先生って何気に競争率高いんだったねぇ…、しかも鈍感。けどあの世界における条件は余裕でクリア出来る、か…」

少し後、無限書庫にて。
「あんのクソフェレット司書長はドコDEATHかぁ!!!!?」
「落ち着いてくださいハラオウン提督!!」
「スクライア司書長は人事部からの督促を受け、有給消化ということで昨日から旅行に出られています!」
「!?」
その言葉を聞き、慌てて人事部にアクセスするクロノ。本来事務の仕事は全て終了してるのだがそこは提督。
己の持つ権限をフルに使い、ユーノの外出予定を呼び出す。
確かに有給で旅行となっているが…
「違う!!」
自分が知りたい情報を思い直したクロノは、今度は三人ほどの情報を一気に呼び出し、
「ぬわーーーーー!?」
無重力の中を落下するという器用な芸当をして見せたクロノ。


「あ、提督堕ちた」
「ま、ああもなるわな」
「実際は人事に『お話』を通して強引かつ合理的に司書長を連れ出した、が正解だもんな」
「ああ、高町教導官と提督の妹さんと八神ニ佐が無理やり、な」
「羨ましい通り越して怖いよなあそこまでいくと」
「あの人たちやけに気合入ってたけどどこいったんだろうな?」
「さあ」
司書たちは平和だった。


同じ頃、某世界で。
「…息抜きに遠出は構わないんだけど、皆は大丈夫なの?」
「ユーノくんほどやないけど有給あるし。今慌てて追いかける仕事もないんよ」
(もっと大きなヤマが待っとるんや!
「それならいいんだけど。でもなんでこの世界にしたの? まだ正式な協定結ばれてないのに」
「でも実際は交易が普通に行われてるから気にしなくてもいいと思うんだ」
(ここじゃなきゃダメなんだ!
「皆がそれでいいなら僕は何も言わないけど。でも一週間も留守にしてヴィヴィオは大丈夫かな?」
「すっかりパパだねユーノくん♪ でも大丈夫、向こうも修学旅行だからね」
(待っててねヴィヴィオ、ちゃんとお願いどおりに弟か妹をお土産にしてあげるから!


ユーノ・スクライア(20) 人生の墓場(三重)まで後17歩。


author:まる, category:WEBSSログ, 02:48
comments(3), trackbacks(0), pookmark
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Comment
司書長、あと17歩。
でも一日で「あと1歩」まで行くんですよね?最後の一歩はずばり「式を挙げる」ってとこまで妄想しました。
フーキ, 2007/12/21 7:15 AM
WEB拍手の修正ネタ。やっぱりユーノとはやてがこう言うネタで絡むと妙に嬉しい自分はやはり「ユーノ×はやて」ですね!?まあ実際、中東では認められている事ですから複数の世界が存在しているなのはの世界ですから有り得る事ですよね!?さあ早くユーノが人性の墓場に入って欲しいデス!!自分は最後の一歩は御懐妊でゼロが結婚だと思います。
セブン ウィンズ, 2007/12/21 8:05 AM
ところで、17歩って聞くとカイジを思い出す私は異端なのでしょうか(笑
Mr.Xpart2, 2008/05/14 9:48 AM









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